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協会について

協会の理念

当法人は、人生の高齢期を迎えようとする人々が豊かで充実した生を全うし、かつ、安心して過ごすことができるように教育 や環境構築等の基盤を確立、整備することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

協会の目的
  (1)人生の高齢期に必要となる知識や考え方についての教育事業
  (2)人生の高齢期に必要となる物品等の提供
  (3)人生の高齢期に必要となるサービスの提供
  (4)人生の高齢期に必要となる情報の配信・配布・頒布等による提供
  (5)人生の高齢期に必要となる各種専門家の斡旋・媒介
  (6)セミナー、講演その他催事の企画、開催及び運営
  (7)その他当法人の目的を達成するために必要な一切の事業

ご挨拶

日本人の継承文化は「家族へどのようにして遺すか?」という部分にも表れています。
平成25年度公正証書で遺言書を作成する人は96,020人。
この10年で実に50%増です。
しかしそれは単に「日本人の継承文化の心」が織りなすものなのでしょうか?
経済不安、家族間とのコミュニケーション不安など自分が亡き後にどうなっていくのかが心配からくるものではないでしょうか?
葬儀社が行う葬儀ビジネスが行われるようになって約50年以上が経ち、葬儀に対する価値観が変わってきていると感じているのは言うまでもありません。葬儀社は葬儀そのものの不安を解消すべく、「料金を明確にして安くすること」、「親切で真心こめて行うこと」、「故人らしさを追及すること」など様々手を尽くしています。
しかし残念ながら、それでも不安感が払拭できていないことも事実です。
なぜなのでしょうか?
それは葬儀だけではなく、その周辺で起こる不安の解決ができないからではないでしょうか?
人は好きも悪きも人とのつながりの中で生きています。そこから生まれるのが、日本人の「お互い様」という気持ちです。
しかし私が現場で感じたことは、葬儀も終活もほとんどの人が「家族や人に迷惑をかけたくない」のが基準となってしまっています。
もちろんそれが悪いということではありません。
むしろ日本人らしい「謙虚さの表れ」だと思います。
とはいえ、その思いの強さは時に人を孤立させてしまうこともあります。
人生の高齢期を迎える皆様が、豊かで充実した人生を安心して過ごしていただけるように、当協会が取り組むべき課題がたくさんあることを認識しなければなりません。

マネジメントとは、「何にもまして、ものの考え方であることを教えている」「人に関わるものであり、価値観と成長に関わるものである。
したがってそれは、まさに伝統的な意味における教養である」

(ドラッカー著 「チェンジ・リーダーの条件」より)

シニアライフマネジメントは葬儀、供養、終活を通じてものの考え方を人との関わりの中で模索し、具現化、行動に移す役割が求められています。
当協会は各分野のスペシャリストが同じ価値観を共有し、エンディングライフのチームとして安心を提供していくために活動をしてまいります。